私の理想の葬式は、仲間とワイワイ笑顔で送ってもらえることです。仲間も少なくなってきているし、みんなあの世へ引っ越ししてしまって、私は寂しいなと言う気持ちがあります。だけど、孫が「おじいちゃん、遊ぼう」と来るので、体が動くときは、そんなささやかな笑顔が一番嬉しいです。だから、もう少しという欲が出てしまって、どうしようもないです。葬儀費用のことを息子に話すと、「何言っているんだよ。生命保険なんて、考えるなよ」と怒られました。
あれから私は、入院をしています。いい人生だったなと思えることもたくさんですが、もう思うところはありません。「千の風」という葬儀社にいろいろ頼んでいるから、葬儀費用の心配もしなくてもいいからと息子と嫁に伝えて、心を空っぽに横になっています。息子は涙を流してくれたけれど、できることなら、笑顔で笑って「じゃあね」とあの小さいときに見せてくれた笑顔で見送って欲しいと私は思います。
投資信託を利用して、財産を増やせないか、そんなことを主人に相談されました。財産を増やすといっても、そんな多くあるわけないと考えたのですが、投資信託っていいのだろうか、そんな疑問が湧き上がりました。
投資信託といっても、ファンドは数が多く何をメインに購入をするのかが、最大の問題です。不動産関係や医療もあり、海外ファンドもあって、すごく迷うところなのに、主人は平気な顔をして資料を見せてくれました。どうやら証券会社へ出向いて、いろいろ相談を先にしてきたようです。
以前からインターネットでも証券会社のサイトを見ていたので、何か考えているとは思ったものの、投資信託をすることは予想していませんでした。それも、もう手続きを済ませているようで、私が反対してもやる気満々だったようです。でも、どのぐらい購入したのか、金額がすごく気になりました。投資信託はあまり高額な金額は使わないほうがいいと、友達から聞いたことがあったからです。
何気なく主人に聞くと、明細を見せてくれたのです。小額程度の金額だったのがすごく救いでした。 財産を増やす相談ではなくて、投資信託を利用したという事後報告でしょうと主人に言うと、「すまん」とだけ言いましたが、無駄遣いをしているわけでもなく、今回は様子を見てみようと思いました。投資信託は、結構今の時代には人気があるのを知っていたので、反対する理由もなかったからです。お金が増えたら欲しいものを買ってもらおうと予定を立てることにしました。